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ということで、パリ０－１ドルトムント、レアル２－１バイエルンで

決勝はドルトムント対レアルとなりました。

パリは２試合通して攻撃陣の迫力が無かった。

レアルが勝ち抜く前提で考えるとやはりパリに勝ち抜いて来て欲しかった。

ゴンサロラモスが９番のセンターでスタートでしたが機能せず。

バルコラがラモスと交代で左に入り、ムバッペがセンターでしたが

これも機能せず。

ファビアンルイスが１列前のアセンシオと交代で入りましたが

ムバッペと並んでしまい、渋滞して機能せず。

結局交代で入ったメンバーが全員機能しないまま試合終了です。

メッシやネイマールなど攻撃陣がぶ厚かったことに比べると

デンベレ、ラモスでは明らかに役不足感が強かった。

試合後にはムバッペが動画でパリ退団を伝えました。

レアル入団が確実と言われていますが、

少なくてもＣＬ決勝が終わるまで動きはないはずです。

この夏にはユーロ、地元でのオリンピックとフランスは大忙し。

マクロン大統領がムバッペにオリンピックに出場するよう

働きかけているようですが、ユーロとオリンピックの両方は無理。

クラブにはオリンピックへの派遣義務がないため、

オリンピック後に入団という可能性も高い。

元々怪我の少ない選手、ポジションなので両方に出場してから

シーズンインでも良いと思う。

幸い、エンドリッキも加入して前線は飽和気味なので

ムバッペには少し休んで１０月くらいから出場してもらってもいい。

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レアルはバイエルンに勝ちました。またもやミラクルレアル。

前半にニャブリが負傷してデービスに交代。

これで攻撃力がグッと落ちると思いましたが

後半にそのデービスがドリブルからのワンフェイクで

リュディガーを振り切ってゴール。

この失点の１分後にクロースとモドリッチ、２分後にチュアメニとカマヴィンガが交代。

準備とタイミングの良さが他の監督とアンチェロッティの違い。

チュアメニはこの試合、ずっと動きが悪かった。

試合後には疲労骨折の疑いで２～３週間の離脱が発表。

この「誰が見ても動きの悪い選手を交代させる」ってのが

ジダンやアンチェロッティが出来る凄いところ。

一方のバイエルンはサネ、ケイン、ムシアラと

前線の選手を全て守備寄りの選手に交代させて完全に引いて守る展開に。

これはレアルとモドリッチが得意とする形。

この展開になるからミラクルレアルが発動。

後半の４４分、４６分に連続得点で逆転します。

この直前の４２分にパブロビッチの足がつり、ピッチの外に出されます。

交代枠を使い切り、選手が投入できないのに加えて、

処置をしている間に試合再開。

１人少ない状態でレアルの攻撃。当然バイエルンの選手は危険を感じ、

守備ラインに選手を集めます。

なのでモドリッチ、カマヴィンガ、ヴィニシウスととスムーズにボールが渡り

ヴィニシウスが余裕をもってシュートを打ち、

ブレ球をノイアーが弾き、ホセルが詰めてゴール。

ここまでパブロビッチはピッチに入れてないはずです。

同点に追いついて少し落ち着きましたが、１分後にブライムディアスがフリーでシュート。

守備に当たりＣＫに。この際にディアスが観客を煽り再び総立ちになります。

で、このＣＫからナチョ、リュディガーと渡りホセルが押し込んで逆転。

先制点を取られたリュディガーのアシストは激熱でした。

この５分間を５０回は見ましたが両ＣＢが上がる時にモドリッチとカマヴィンガが

絶妙に引いてボールを散らす役割をしているのが素晴らしい。

また、それが出来るほどにバイエルンの選手全員が引いてしまい、

レアルは守備の心配をしなくて済んだ。

サネ、ケインが残っていればハーフラインでカウンターの準備をしてたはず。

そうすればナチョかリュディガーはそのケアで前線に上がれない。

０－１にした後での両監督の選手交代が運命を分けました。

デイビスの先制点がトゥヘルの想像よりも少し早かったのではないかと思う。

後半４０分に決めていたらこの展開にはならず、

バイエルンの守備的戦術が決まったと思う。

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これでレアルはリーグ戦を控え選手と怪我から復帰する選手の見本市に全振りして戦える。

優勝が決まってないのはプレミアだけ。

そのプレミアは本日チャイナタイムでフラム対シティからスタート。

フラムのＧＫは昨シーズンまでアーセナルのレノ。

本人のＳＮＳにはアーセナルファンから「アーセナルのためにクリーンシートを！」

というコメントが殺到。本人も返信してまんざらではない様子。

残り３試合で勝ち点を落とせないシティ。

明日の夜にアウェイのユナイテッド戦という最大の難関を控えるアーセナルに

元同僚レノは吉報を届けることが出来るか。

日本時間、今朝公開の全体練習動画に

サカと冨安が登場せず、アーセナルファンは大騒ぎとなっています。